”財産管理等の委任契約書”は、いつ作成すべきなのでしょうか?
まず、”どうも最近足腰が弱ってきたり外出するのが億劫になってきたと自覚したら、そろそろ財産管理を誰かに頼むころあいかもしれません。特に、これから病気で入院するとか手術をする予定がある人は、その前に委任契約を済ませておくと安心です。
まだ、体はぴんぴんしていて、自分で何でも出来るという人でも、今のうちに契約書だけ作っておいて、将来からだの調子が悪くなったら契約をスタートさせるというように、文面で指定することも出来ます(その際は、当然受任者の了解を事前に得ることが必要です)。
いざ、必要に迫られて契約書を作ろうとしても、そのときの状態によってはそれが不可能なことも考えられるので、ある程度の年齢になったら準備しておくに越したことありません。